2009年06月04日

旦那が緊急入院

今朝の4時頃、旦那が息苦しいと言い出しました。

そして、通常は92~95くらいある血中酸素濃度が、
87くらいに低下したまま上がらない状態が続きました。
90を切ったらヤバいと聞いていたので、すぐに呼吸の介助
(肺の動きに合わせるマッサージ)をしました。

でも、いつもならすぐに回復するのに、今朝は苦しそうな顔をして、
全然回復しませんでした。
また、息苦しさに加えて、「右のわき腹が痛い」と言っていました。

これは緊急事態だということで、すぐに往診の先生に連絡をとり、来ていただきました。
先生に診ていただいても、血中酸素濃度は下がったまま。
いっこうに上がる気配もなく、わき腹の痛みもおさまらない。
自宅での診察だと、レントゲン撮影もできなければ、CTも撮れません。
先生の触診だけでは、わき腹が痛い原因もつかめません。
これは救急車を呼んだ方がいい、との先生のアドバイスを受け、
すぐに救急車を呼びました。

搬送先は、1月まで入院してお世話になっていた南部医療センター。

レントゲン検査の結果、「気胸(ききょう)」という症状だと判明しました。
肺に小さな穴が開いて、空気が漏れていたのです。
わき腹の痛みは、そのせいだったのです。

まず、肺の外には「胸膜(きょうまく)」という膜があるらしく、普通、
肺と胸膜はぴったりくっついてるそうです。

ところが旦那の場合、肺に穴が開いて空気が漏れ、胸膜の方に
空気が入ってしまった状態だったのです。
だから肺と胸膜が離れてしまっていました。
そして、空気が漏れたせいで、肺が小さく縮んでいるとのことでした。

すぐに、胸膜にたまった空気を抜くという処置をしていただき、
窮地は脱しました。
もうだいぶ落ち着いてますが、しばらく入院が必要になりました。

治療方法は、数日かけて徐々に胸膜の空気を抜いていきながら、
肺がふくらんできて、胸膜とくっつくのを待つらしいです。

肺に開いた穴も、ふさがってくるそうです。
それを聞いて、ひとまず安心しました。

旦那いわく、胸膜にたまった空気を抜く時は「プシューッと音がした。」
らしいです。
「肺のおなら♪赤」とかのんきなことを言ってました。

私はというと、パニクりました。
相当パニクりました。

救急隊員の持ってきた酸素ボンベにチューブを挿そうとして、
自宅の酸素装置に挿したり、わけのわからないことをやってました。

緊急時には、あわてないようにしなくてはいけませんね。
妻である自分がしっかりしないと。
色々と勉強になった出来事でした。

今回は、父が同居してくれていたおかげで、心強かったです。よつば
やっぱり、誰かがそばにいてくれると全然違います。
たった一人で応対していたらと思うと、どうなっていたか分かりません。

しばらくはブログの更新がなかなかできないかもしれませんが、
なるべくご報告させていただこうと思います。
どうぞ旦那を応援してやってください。花
では。。。。。。


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Posted by プーゲンビレア at 14:46│Comments(2)在宅看護
この記事へのコメント
良かった。ほんと良かった!お父さんもそばに居てくれてはって心強かったね。もうすぐ父の日やから何かしてあげないとね♪
ほんまにプシューっていうんかなぁ〜そんな事も言えるぐらいで少しだけ安心した。でもまた入院しはるけど、無理はしないでね。
Posted by ひーさん at 2009年06月06日 10:22
ひーさん様

コメントありがとうございます。
いやー、びっくりした;
長崎への引っ越しは予定通りです。
どうぞ応援してやってください。では・・・
Posted by プーゲンビレアプーゲンビレア at 2009年06月06日 14:26
 
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