2012年01月16日

心の変化

年始に風邪で寝込んだときに、気づいたことがあります。
自分のための記録として、そのことを書いておこうと思います。

よつば

引いたのはゲホゲホ咳き込む風邪だったので、ウイルスを
まき散らす恐れがありました。
マスクはしていましたが、食事中は取らざるを得ません。
本来なら、寝て風邪を治す私ですが、今回は勝手が違いました。

呼吸器疾患を抱えた旦那がいるし、しかも旦那は薬の
影響で免疫も低下している。
移ったら大変なことになります。だから絶対に移してはならない。

それに、ずっと咳をしていると腹筋が痛くなってくるし、
体力も消耗します。ダウン

とにかく咳だけでも抑えなくては!と今回ばかりは病院へ、
薬を処方してもらいに行きました。


何年ぶりでしょうかね。
久しぶりに内科の病院へ行きました。

一通り診察してもらい、薬をもらって帰りました。

しかし、薬を飲んだら、眠くなるばっかりで逆に具合が悪くなりました。

数種類の薬をもらったのですが、結局ほとんどが合わず。
でも、咳だけは抑えないと周りに迷惑なので、咳止めだけを
飲むことにしました。


そんな中で。

すっかり変わった自分の心に気づいたのです。


数年前の私なら、すがりつくような気持ちで病院へ
行ったと思いますし、薬にもすがりついていました。

「お願い、助けて助けて、お医者様。」っていう気持ち。
薬に対しても、「助けて助けて、お薬よ。」って。


依存心のかたまりだったんです。
それが、今回は全くないのに気づいたんです。


昔の私は、本当によく風邪を引いてました。
毎年、冬になると必ず風邪を引く。
そして、しょっちゅう寝込んでいました。

両親からも、
「また寝込んだんかいな。ほんまに弱いなあー、あんたは。(´へ`;)」
って言われていました。
家族の中で、私が寝込むのは名物だったのです。

病院大好き。お薬も大好き。

当時働いてた会社から、保険診療を使いすぎですよ、って
注意の書面をもらったほど、病院通いがすごかったんです。

病気に対する考え方も、他力本願でした。
「お薬が病気を治してくれる。」「先生が病気を治してくれる。」
って思ってたのです。



でもそれは、違うんですよね。


旦那が病気をしてからというもの、自分なりに心の修行を
積み、「依存心」というものから徐々に離れて行きました。

病気の原因も、治す力も、全ては自分の中にある、
ということを学びました。



今回、お薬を飲む時に、
「咳が止まらないと周りに迷惑だし、体力も消耗するから、
咳止めはもらわないとね。」
という考えでお薬を飲んでいる自分に気づきました。



当たり前じゃん、と思う方もいると思いますが、
私にとっては、これは大きな変化だったんです。

以前は、病院に行きさえすれば、お薬を飲みさえすれば、
病気が治る、と思い込んでましたから。

でもお薬は、病気を治してはくれませんよね。

薬は、症状を抑えるだけ。無理やり止めてるだけなんです。

根本的な治療は、やっぱり自分の力。


そういう気持ちが、しっかりと自分の中に根付いているのに
気づきいたのです。
「すがりつく」気持ちから完全に離れることができている自分に。

日の出


きっと、旦那が大きな病気をしなければ、今でも
「お医者様に治してもらう」っていう気持ちでいたでしょう。

病気の原因はすべて自分、治すのも自分、ってことに
気づかないまま、努力しないで、他力本願だったと思います。

そんな弱い心を持っていた自分から、強い心を持つ自分に
変えてくれたのは、旦那の病気でした。

この何年かで、私のこころは大いなる変化を遂げました。
これも旦那のおかげ。
旦那の病気が私を成長させてくれました。
旦那に感謝です。

私、成長したな。ふたば
精神性が、幼稚園児くらいのレベルから、中学生くらい
にはなったかな。
こころの修行は、まだまだ続きますけど。

今回の風邪がきっかけで、少しだけレベルアップした自分に
気づくことができました。ふたば


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Posted by プーゲンビレア at 15:44│Comments(0)こころの話
 
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