2009年08月05日

美しき日本

以前、テレビを見ていたら漆器のことをやっていました。

知って驚いたのですが、漆器は英語で「JAPAN」というらしいです。花

漆塗りの食器が、そのまま「日本」と呼ばれているなんて、
知らない人も多いのでは(私も知りませんでした)。

漆器は昔から、中国、朝鮮、ベトナム、タイ、ミャンマーなど、
いろんな国で作られてきました。
ですが、日本製のものが最も品質が良く、美しく、長持ちしたそうです。
だから、欧米では漆塗りのうつわを「JAPAN」と言うようになったのだそうです。

日本の漆器は、何度も何度も重ね塗りされます。
丁寧な「塗り」を繰り返すことで、丈夫さと美しさの両方が生まれます。

この漆塗りの技法「ハケで漆を塗る」という動作から派生して、
「ニスを塗る」などの動作を、英語で「Japaning」というのだそうです。
「日本する」だなんて、すごい言葉ですね。びっくり!

海外では日本の漆器は高く評価されており、特に黒いうつわが人気だとか。
黒いピアノも、なんと漆器をまねて作られたというから驚きです。
ピアノはもともと黒くなかったのに、漆器に似せて黒い艶のある
仕上げをされるようになったそうです。

あのマリー・アントワネットも、熱心な漆器のコレクターだったのは有名です。
彼女の母親マリア・テレジアは、「ダイヤモンドより漆器のほうが重要」
と言うほどの漆器好きで、アントワネットが結婚する時に
持たせたのも、日本の漆器だったそうです。

日ごろ、輸入ものの食器についつい目がいきがちですが、
日本の漆器のよさを、再認識しました。
日本の職人技はすばらしいと思います。ピカピカ


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Posted by プーゲンビレア at 12:04│Comments(0)暮らし
 
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