2009年09月21日

緊急入院

旦那が昨晩、救急車で緊急搬送されました。

夕食後、午後6時半くらいに血痰が出ました。



*******


実は昨日、旦那はリハビリを兼ねて、呼吸器を押して部屋の中を
ウロウロと歩き回っていました。

ベッドから出ずに全然動かないままでは体がなまってしまう、
なるべく動こう、筋力をつけよう、と最近は自分で
頑張って動くようにしていました。


そして昨日はいつもよりも多く動き、普段は行かない部屋の反対側に
行ったり、テレビの録画システムの設定をしたり、あれやこれやと
はりきっていたのです。

そして夕食後の血痰。

普通に生活していて、血痰はこれまで出たことがないので、
私はうろたえてしまいました。
でも旦那が、
「今日は動き回ったから、喉の切開部にできた肉芽(にくげ)がつぶれて、
それで血が出たのかも。」
と言いました。

肉芽というのは、何かといいますと。

旦那は喉に穴を空けて呼吸器の管を入れているわけですが、
その管を体が「異物である」と判断して起こる、炎症のことです。
肉が盛り上がるから肉芽といいます。

今日、はりきって動いたせいで、喉の中で呼吸器の管が右に左にと動き、
肉芽にゴリゴリ当たり、その刺激で肉芽がつぶれてしまったのではないか、
と旦那が言ったわけです。

しばらくたてば出血も止まるだろう、ちょっと様子を見てみよう、
ということで、安静にしつつ様子を見ていました。

そして、私は洗い物、入浴などをすませ、旦那の体を拭いてパジャマに
着替えさせました。

午後10時をまわったころ。
痰を吸引した旦那が、そばに座っていた私の背中をたたいて呼ぶので
振り返ると。

まったく血は止まっておらず、ビンの中は血の海になっていました。

瞬時に非常事態であると判断し、すぐに救急車を呼びました。

かかりつけの諫早原爆病院に搬送され、緊急入院となりました。

しかし意識は普通にあり、痛みもありません。
呼吸困難もなし。

血液検査、レントゲン、CTともに、特に異常は見あたらず。
出血するような腫瘍もないし、前回の画像と比べても特に変化なし。

見てくれた医師いわく、
やはり旦那が言うように、激しく動いたせいで
肉芽がつぶれたのかもしれない、
緊急を要するような状態ではないでしょう、とのことでした。

なので、止血剤だけを点滴してもらい、様子を見ています。

私たち付き添いで行った義父母と私はいったん自宅へ帰りました。
今日また病院へ行きます。

旦那は帰る間際も元気に会話してくれたので、それが救いでした。

元気に帰ってくると思うので、それまで見守っててやってください m(ーー)m


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Posted by プーゲンビレア at 08:43│Comments(0)在宅看護
 
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