唄声よりも高い空

ご縁があって、ある漢方の先生と出会いました。
鹿児島のM先生です。

漢方薬局をやっている親戚が、M先生を紹介してくれました。

Ｍ先生は、漢方・東洋医学についてかなりの知識があり、
たくさんの症例も見ている経験豊富な先生だとのこと。
かなり重篤な症状の患者さんも、自身が処方した漢方で
治されたそうです。

最近、旦那の病状に目立った変化がなく、足踏み状態
だったので、どうにかしたいと思っていた矢先の出会いでした。

鹿児島にお住まいの先生なので、実際に会うことはできず、
電話とメールでのやりとりをしています。


私たちは、西洋医学を否定はしません。
急を要する時は、病院のお薬も飲みます。

ただ、「悪い場所だけをたたけばよい」と考える西洋医学
よりも、「全体を見る」という東洋医学の考え方に同感
することが多いので、旦那の病気治療には漢方を利用しています。


私が驚いたのは、Ｍ先生は、自分で煎じ薬を作って送って
下さる、ということでした。

これまでも漢方薬局で薬を処方してもらったことはありますが、
製薬会社が作ったビン入りの錠剤や、商品になっている
粉薬を販売されるだけでした。
手作りのお薬というものは初めてです。

うちからFAXした血液検査の結果を見ながら色々考えて下さり、
旦那に合った薬草を調合、飲みきりサイズのパック詰めにして
送って下さいました。

今後も、旦那の体調と、血液検査の結果などを見ながら
その時その時でお薬を作っていく、とのこと。

この出会いに感謝して、これからM先生にお任せして
みようと思います。





写真は、M先生が薬草を煎じて作ってくださった、飲み薬。

「わ！可愛い。お花、鹿の絵が描いてある～。」と思ったら、
よく見ると朝鮮人参とかもあって、漢方の材料の絵でした。

旦那が飲むとき、ちょっと味見させてもらいました。

ニガー （＞*＜） でしたが、ほんのり甘くしてありました。
飲めない味じゃないです。
何より、手作りの漢方なので、ありがたいです。