唄声よりも高い空

私は昔から、東洋医学や、五行思想、風水というものに
関心がありました。

鍼や整体に通うと、熱が引いて風邪がケロリと治るなど
東洋医学のすばらしさは実感して知っていましたし、
病んだ部分だけを切り取る（手術）、咳だけを止める（薬）など、
部分だけでとえらえる西洋医学とは違い、体はすべて
つながっていると考え、全体で治療するという東洋医学に
共感する事が多かったからです。


旦那がガンになった時、食事療法やビワの葉のお灸など
民間治療をしようと思ったのも、もともと東洋医学に興味が
あったからというのもありました。

東洋医学では、肺病は、心配や悲しみ、憂いと深い関わりが
あるとされています。

肺に水がたまって呼吸困難になっていたころ、旦那も
色んな心配事を抱えていて、苦しみ、悲しみ、落ち込んでいました。

私たちだって、何か心配事があると胸が苦しくなりますよね。
当時の旦那は深い心の闇の底で、一人もがき苦しんでいたんだと思います。
（でも今はそれらも全部、解決に向かっています。旦那は
こころの安定を取り戻し、前向きに病気と闘っています。）

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東洋医学には、五行という考え方があります。

五行とは、自然は「木」「火」「土」「金」「水」の
５つの要素から成り立っているとする考え方です。


五行には、助け合う関係と、殺し合う関係があります。

＜助け合う関係＞
木は火を生じます（木は燃やせる）。
火は土を生じます（燃えた木は土に返る）。
土は金を生じます（土は鉱物・金属を作る）。
金は水を生じます（金属を冷やすと表面に水滴が生じる）。
水は木を生じます（水は木を育てる）。


＜殺し合う関係＞
木は土を殺します（木は土中に根を張って養分を吸い取り、土地を痩せさせる）。
土は水を殺します（土は水を濁す。また水を吸い取って水の流れをせき止める）。
水は火を殺します（水は火を消す）。
火は金を殺します（火は金属を溶かす）
金は木を殺します（金属の刃物は木を切る）


この五行は、体の部位とも密接に関わっています。
現在、旦那が患っている肺は、五行では「金」です。

五行は方角とも関わっており、「金」の方角は「北西」。
北西は、主人・代表者の方角です。

うちの玄関は、北西です。
ここが欠けていると、主人、夫、社長の気が衰退し、
呼吸器に影響を受けるとされています。

主人である旦那が肺を患っているため、その方角である
北西はとにかくきれいに、と心がけています。

まめに掃除し、靴も脱ぐたびに靴箱へしまい、余計な
ものは置かないようにしています。

また、この場所の気を補おうと考え、背が高くて大きい
観葉植物をドーンと置きました。

「金」の方角である北西は、高級感のあるインテリアや
金属と相性がよいそうなので、高級感のある明るい
内装にしてもらいました。

旦那の病気のためには、暗い玄関にしていては絶対に
ダメだと思ったので、照明器具もキラキラした明るい物を
つけています。

●北西に不要な物を置かない → 旦那の呼吸器に不要な物がたまらない
●北西をまめに掃除する → 旦那の呼吸器がきれいになる
●北西の気が滞らない → 旦那の呼吸がスムーズにいく

と考えています。

早く旦那が回復しますように。